楽譜 喜びの島[木管5重奏](クロード・ドビュッシー/山田悠人)フルスコア5部、パートスコアセット

■曲目解説 《喜びの島(仏: L"Isle joyeuse)》は、ドビュッシーの代表的なピアノ曲であり、代表的な管弦楽曲である《海》の作曲期間中に作曲されている。調性はイ長調、教会旋法の1つであるリディア旋法で書かれている。《ベルガマスク組曲》の作曲期間中に作曲された作品でもあり、当初は《ベルガマスク組曲》の1曲になる予定であったが、出版社の都合上、一つの独立した楽曲として出版された。 ドビュッシーは、若い頃から美術にも興味関心を寄せていた。自宅には友人美術家の作品を飾っていた。この曲は、ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への巡礼」の影響を受けている。愛の女神ヴィーナスの出生地であると考えられていたことから、シテール島は女神と愛の聖地となった。1904年頃、ドビュッシーは不倫の真っ只中であり、夏にはジャージー島に旅行に行っている。「シテール島の巡礼」と重なり合うものがある。? イタリアの指揮者ベルナルディーノ・モリナーリによる管弦楽版も存在する。冒頭のフルートソロが印象的である。ドビュッシー自身の指示に基づいて編曲されており、作曲者の意図が反映されている。

■編曲年■
2021年


■演奏時間■
7分


■演奏音源■
YouTube


■編成■
Flute
Oboe
Clarinet in A(B-flat)
Horn in F
Bassoon


■編曲者プロフィール■
山田 悠人(やまだ ゆうと)
1989年福岡県北九州市出身。山口大学教育学部、尚美ミュージックカレッジ専門学校アレンジ・作曲学科卒業。作曲を池上敏、蒲池愛の各氏に師事。幼少時より音楽に触れ、高校吹奏楽部ではクラリネットを、大学吹奏楽部ではフルートを担当。大学在学中より作曲、編曲を始める。2016年8月、YMDミュージック合同会社を設立し、CEOに就任。2020年6月、テレビ朝日系『題名のない音楽会』に編曲作品提供。その他、音楽家や音楽団体からの作曲・編曲委嘱多数。『ムジカノーヴァ(音楽之友社)』2022年6月号から10月号まで連載コラム「浄書家が秘訣をご紹介します!演奏しやすい楽譜を作るテクニック」執筆担当。現在は吹奏楽や室内楽の作編曲家、楽譜浄書家、レコーディング・エンジニアとして活動している。YMDミュージック合同会社が主催する浄書基礎講座、音楽著作権実用講座の講師を務める。音楽大学で浄書講座の特別講師を務める。今を生きる作編曲家の視点を活かした演奏会を企画する等、精力的に活動している。
Website: http://yutoyamada.net


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