虫プロ・アニメラマ DVD-BOX (千夜一夜物語 / クレオパトラ / 哀しみのベラドンナ)

(中古品)虫プロ・アニメラマ DVD-BOX (千夜一夜物語 / クレオパトラ / 哀しみのベラドンナ)コロムビアミュージックエンタテインメント: 商品のブランド【商品説明】 ※商品状態の程度については記載の商品状態(やや傷や汚れあり、など)にてご確認ください。 ●掲載されている商品写真はイメージ写真となっております。外箱、説明書等は付属しない場合がございます。●商品ページを作成する際にメーカーサイト等のコメントを引用している事がありますので外箱、説明書等は付属しない場合がございます。用途機能として最低限の付属品はお送りしております。●イヤホン・カートリッジ・インクなど消耗品に関しましては基本付属していません。リモコン、ケーブル、BCASカード、カバー等は付属しない場合、純正ではない場合があります。また互換品の可能性があります。●コミック、CD,DVDはレンタルアップ品の場合もございます。●お届け:受注後に再メンテ、梱包します。※商品写真や説明文は代表的なものを掲載している為、状態が違う場合がございます。気になサイズ
高さ : 5.60 cm
横幅 : 14.80 cm
奥行 : 20.40 cm
重量 : 600.0 g ※梱包時のサイズとなります。商品自体のサイズではございませんのでご注意ください。 より ???手塚治虫率いる虫プロが、1969年から74年にかけて発表した“大人のためのアニメーション”(手塚治虫は、これを「アニメラマ」と名付けた)3本を収録したDVD-BOXである。 ???まずは、手塚治虫が演出・構成などで深く関わった2本。「アラビアン・ナイト」として知られる膨大な長さの原作を凝縮した『千夜一夜物語』、世紀の美女・クレオパトラと彼女が愛した男たちの人間模様を描く『クレオパトラ』。このように紹介すると、スケールの大きなスペクタクル・ロマンのようだが、意外にそうでもない。「大人向け」ってつまり「エッチ」ってことなの?とツッコみたくなるぐらい、ヌードと濡れ場と下ネタ満載。古き良き昭和の「お色気」の香りが濃厚に漂いながらも絵柄はしっかり手塚風という、とってもキッチュな作品に仕上がっているのだ。 ?『千夜一夜~』では、小松左京、大橋巨泉などの著名人を“一声出演”させた(正直かなり浮いている)一方、『クレオパトラ』では実写の人間の首の部分だけをアニメにすげかえたり、シリアスなシーンの間にバカボンのパパやサザエさんなどの有名キャラが一瞬登場したりというヘンな演出も炸裂。とはいえ締めるところでは締めるのがさすがの巨匠。『千夜一夜~』は気負いが先行してか詰め込みすぎた感があるものの、『クレオパトラ』は手塚作品らしいシンプルな面白みの詰まった1本となっている。 ???3本目は、山本暎一が単独演出した『哀しみのベラドンナ』。自身を陵辱し夫を傷つけた領主への怒りと絶望のあまり、悪魔にその肉体を売り渡して魔女となった女を描くこの作品は、前2作とは打って変わって正統派の「アートアニメーション」だ。日常の風景は止め絵の水彩画、悪魔がもたらす快楽の世界はセルアニメで描くというユニークな表現方法が功を奏し、こちらは「エロティック」と形容できる仕上がり。ヒロインを演じた長山藍子の声もとっても色っぽくて良い。 ???どの作品も、歴史に残る大傑作とは言えないまでも、「アニメーション」が市民権を獲得する過程で作り手の奮闘の末に産み落とされた、貴重な作品であることはまず間違いない。(安川正吾) レビュー 30年以上も前、初めて『千夜一夜物語』を観たときはそりゃ驚いた。女性キャラクターはおっぱい丸出しで、エッチなシーンもあるし……エロとは無縁の当時の小学生にとっては、ドキドキものだった! 『アニメラマ』とは、アニメとドラマ(もしくはシネラマ)をミックスした造語。手塚治虫と虫プロが“世界初の大人のためのアニメーション”として手掛けた作品群を指す。69年に公開された第1作『千夜一夜物語』は、世界に通用する大作を目指した意欲作で、アラビアン・ナイトのお洒落でエロティックな物語を、のべ6万人のスタッフを動員して作られた。『それいけ! アンパンマン』の原作者、やなせたかしが美術を手がけたり、青島幸男が主演声優だったりと、スタッフ・キャストも超豪華。構成協力の大宅壮一、北杜夫のほか、遠藤周作、小松左京らによる一言出演も聞き逃せない。続く第2弾は70年公開の『クレオパトラ』。未来人がタイムトリップし、クレオパトラの人生をのぞき観る。こちらは『サザエさん』や『ハレンチ学園』のキャラが友情出演していたり、有名戯曲のパロディなどもごまんと登場。単なる絶世の美女の歴史絵巻とは異なる、手塚ワールドとしての世界観がある。遊び心いっぱいの巨匠、手塚治虫の笑顔を想像してしまったぞ! そして73年公開の『哀しみのベラドンナ』は、歴史学者ミシュレの『魔女』を原作とするアート・フィルムだ。挿し絵画家、深井国のイラストをメイン・ビジュアルとして、静止画やイラストを多用したシュールな仕上がりとなっている。3作品ともに、演出家名などが入った場面チャプターをはじめ、こだわりある設定が素晴らしい。また音声特典はスタッフ座談会で、『哀しみのベラドンナ』では「この後の場面は、映倫さんにわいせつすぎるって言われちゃってカットされたんだよな」なんて会話も入っていたりして、非常に面白い。 (米田由美) --- 2004年03月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)[1]総指揮・脚本・構成: 手塚治虫 監督: 山本暎一 構成協力・声の出演: 大宅壮一/北杜夫/小松左京 美術監督: やなせたかし 音楽: 冨田勲 声の出演: 青島幸雄/岸田今日子/小池朝雄/橋爪功/吉行淳之介/遠藤周作/筒井康隆/前田武彦/大橋巨泉/立川談志/野末陳平[2]監督・原案・構成: 手塚治虫 監督: 山本暎一 美術: 小島功 音楽: 冨田勲 声の出演: 中山千夏/ハナ肇/なべおさみ/吉村実子/野沢那智[3]監督・脚本: 山本暎一 原作: ジュール・ミシュレ 作画監督: 杉井ギサブロー 声の出演: 永山藍子/高橋昌也/米倉斉加年/伊藤孝雄/後久博/仲代達矢 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)